シンクロニシティは心理学:現象物理心理学
Synchronicity #002
シンクロニシティは心理学です。ここをしっかりと認識しておいてください。
世間では、世俗的な意味でシンクロニシティが語られることも少なくはありませんが、シンクロニシティとは、心理学者であり精神科医であったユングが提唱した概念であり、それは心理学の範疇で語られるべきことです。
シンクロニシティは、ある種、不思議な現象として受け取られる場合がありますが、実際は、多くの実例を集め、観察と分析をすることで論理的に説明の出来る現象です。
つまり、これは、
シンクロニシティは科学的な範疇で十分語ることが可能なことだということです。
従って、このサイトでは、心理学の見地からシンクロニシティを解説していきます。
サイトのトップページでもお伝えしましたように、私は年間で100件を超えるシンクロニシティを体験し、数十年に渡り、シンクロニシティを観察、分析、研究してきました。
その体験の中には『EVIDENCE OF SYNCHRONICITY』のページで紹介していますように、本当に奇跡とも言える驚愕レベルのシンクロニシティも数多く体験をしてきました。
そして、その多くのシンクロニシティの実例から、次のようなことが判りました。
・自身の内面にあるモノが外の世界に出来事として現れる
・自身の内面にあるモノが現実の出来事と一致する
・自身の内面にあるモノが物理的な現象とリンクする
・現実に何かしら一致する要素を含む出来事が起こる
「心理(内面)」「現実」「物理」「現象」これらがキーワードとなります。
具体的に言いますと、私の体験した実例を読むと判るように、
・「探していた本が、たまたま躓いた場所にあった」
・「探していた人達の連絡先のコピーが、たまたま開いた雑誌に挟まっていた」
・「探していたポスターが、たまたま間違えから入手できた」
という事例のように、シンクロニシティとは絵空事ではなく、すべて現実に起こった出来事が、時には物的証拠を伴い、自身の心理がリンクする現象なのです。
現実的に起こった出来事であり、物理的な結果が存在する以上、そこには物理が働いているわけです。
「心理」+「偶然の現象」+「物理」これらがキーワードとなります。
つまり、シンクロニシティとは、
「自身の内面(心理)と呼応して、物理的な出来事を起こす現象」
という性質があるわけです。
このことから、私はシンクロニシティを「現象物理心理学」として考察しています。
シンクロニシティ:心理学:「現象物理心理学」
このサイトではシンクロニシティを「現象物理心理学」という位置づけで分析し解説をしていきます。そして、これはシンクロニシティを提唱したカール・G・ユングの意思を引き継ぐべきものだと考えています。
冒頭でもお伝えしましたように、これまでシンクロニシティに関する研究データが少なかったことと、シンクロニシティに、ある意味、不思議な印象があった為、残念ながら多くの間違った情報が広まってしまっています。
さらには、間違った情報を流し、私的な利益追求の為にシンクロニシティが利用されてしまっているケースも見受けられます。
その間違った情報に関しましても、「どこがどう間違っていて、どう理解するのが正しいのかを」実例をもとに論理的に解説をすることが出来ますので、そのあたりもしっかりとお伝えしていきます。
前回お伝えしたユングのシンクロニシティや私のシンクロニシティ体験からも判るように、シンクロニシティに意味がある以上、その意味を解読し実生活に活かすことで、人生をより良い方向へと向けることが出来ます。
シンクロニシティを正しく理解し活用する為の知識や情報をこのサイトで公開していきます。
シンクロニシティを心理学として、ご自身の人生に活用していただけら幸いと考えております。
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